Thinking & GrowingFor customer satisfaction

　確固として守り通し続けなければならないことと、逆にその時代の流れを敏感に意識して新しいことに挑戦し続ける部分も兼ね備えておかなければ企業の発展どころか存続すら危ぶまれるという、松尾芭蕉の言葉と伝えられている「不易流行」を我が社の社是として肝に銘じております。
　創業当初は木製建具卸売業を営み都市への人口集中の追い風の中事業を拡大してまいりました。それまで製品の全てはオーダーメイドであったのを、畳の大きさを元にしたある一定の寸法規則（モジュール）が存在することに気づき、何種類かの規格寸法の建具を大量発注し、仕入れ原価の引き下げに成功、在庫として大量に保管し納期の短縮と低価格での販売を実現しました。昭和28年には株式会社鯉谷商店として法人化、浪速区日本橋5丁目に本社を置くにいたりました。しかし建設業界の中では下請け業者であるという立場の回復は叶わず。思慮の結果、自ら自社製品の消費者になること、つまり借家経営の施主になることで立場の逆転を実現。その後時代の流れに応じ木製建具から金属製建具の時代に移り、別会社での総合建材卸売業として現在も継続中です。施主として副業的に始めた不動産賃貸業は浪速住宅株式会社として独立し、鯉谷商店も株式会社鯉谷として浪速住宅の持株会社として存続して参りました。
　更にこれまで外注に頼っていた物件管理・仲介・リフォーム等の事業を自前で展開することにより、より迅速に対応できる体制を整えるために株式会社TEMCO（Total Estate Management Corporation）を立ち上げました。
　今後我が社は益々皆様の発展と幸せのために努力し続けてまいります。

代表取締役

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